生分解性凝集剤(バイオフロキュラント)
■生分解性凝集剤とは
天然高分子の溶液で高い凝集作用を持っています。当然、重金属類や有害な化学物質を含まないので、この凝集剤は自然界において生分解します。生分解性凝集剤を使用して作った汚泥コンポストは安全で環境にやさしい形でリサイクル可能です。
■バイオフロキュラントとは
バイオフロキュラントK粉:天然素材由来の凝集剤です。
生分解性を有するため、土壌に還元した際に残留することがありません。
バイオフロキュラントA粉:K粉同様天然素材由来の凝集剤です。
A粉自体に凝集力はありませんがK粉と組み合わせて使用することで、
強固なフロックを生成します。
■安全性
バイオフロキュラントの成分は、食品添加物などにも使用されており、生理的に無害であることが示されています。
■使用方法
・余剰汚泥(含水率98.2~99%)を凝集させる場合
バイオフロキュラントA粉、バイオフロキュラントK粉をそれぞれ0.2%, 0.3%(w/v)になるように水に溶解します(各々A液,K液とする)。 汚泥乾物量(DS=Dry Sludge)に対して、目安として、それぞれA液を0.5粉体%/kg-DS添加後急速撹拌、K液を2.0粉体%/kg-DS添加後緩速撹拌して汚泥を凝集沈殿させます。
※注意
・凝集すべき廃水の種類、そこに含まれている汚泥の性質(濃度、粒子径、荷電など)によって、凝集性が異なります。あらかじめ実験により最適添加量を確かめてご使用下さい。
・バイオフロキュラントは、活性汚泥の状態の管理が良くて良好な処理が行われている汚泥に対して特に優れた凝集性能を示します。そのため、引き抜いた汚泥はなるべく早く処理してください。引抜汚泥を貯留したりして嫌気性になったものは凝集性が低下します。
・濃縮、脱水した後の濾過液にはバイオフロキュラントが流出することがありますが、バイオフロキュラントは易分解性でありますので、ばっ気槽に戻しても問題ありません。
■保管方法
バイオフロキュラントは生分解性が高いので、その分解により徐々に凝集能力が落ちてきます。以下の使用・保管方法をお守りください。
① 保管場所は、風通しの良い、直射日光の当たらないところを選んでください。乾燥粉末状態ですと冬季であれば1年を経過すると徐々に変質していきます。夏季ですとさらに変質は速くなりますので早めにご使用ください。
② 水溶液状態では、乾燥状態よりも変質・腐敗が速くなりますので1週間以内に使い切ってください。
③ 使用時には追加補充はしないで、古くなった溶液を使い切ってから新しいバイオフロキュラントをご使用下さい。
④ 凝集能力が低下したバイオフロキュラントは廃棄処分してください。その場合バイオフロキュラントは易分解性でありますので、下水道や浄化槽に処分しても問題ありません。
※注意
高温多湿の所で使用・保管しますと、上記の使用期限よりも早く凝集能が低下します。ご注意ください。
■凝集汚泥を農地還元する場合
バイオフロキュラントには、有害物質や有害金属類、発ガン性物質は一切含まれていませんから、バイオフロキュラントを使用して凝集させた汚泥を堆肥化することにより、土壌改良材または、特殊肥料として安全に農地に還元することができます。
※注意
・バイオフロキュラント自体には、有害物質や有害金属類、発ガン性物質は含まれていませんが、対象とする汚泥自体から、それら物質を分離除去、無害化することはできませんのでご注意下さい。
・堆肥化の状態(未熟堆肥、中熟堆肥など)により植物に悪影響を与えることもありますので、堆肥化させたものを発芽試験、幼育成試験などして植物に影響がないことを確かめてからご使用下さい。
・堆肥は、植物によって施肥の時期、量が違いますのでご注意下さい。
天然高分子の溶液で高い凝集作用を持っています。当然、重金属類や有害な化学物質を含まないので、この凝集剤は自然界において生分解します。生分解性凝集剤を使用して作った汚泥コンポストは安全で環境にやさしい形でリサイクル可能です。
■バイオフロキュラントとは
バイオフロキュラントK粉:天然素材由来の凝集剤です。
生分解性を有するため、土壌に還元した際に残留することがありません。
バイオフロキュラントA粉:K粉同様天然素材由来の凝集剤です。
A粉自体に凝集力はありませんがK粉と組み合わせて使用することで、
強固なフロックを生成します。
■安全性
バイオフロキュラントの成分は、食品添加物などにも使用されており、生理的に無害であることが示されています。
■使用方法
・余剰汚泥(含水率98.2~99%)を凝集させる場合
バイオフロキュラントA粉、バイオフロキュラントK粉をそれぞれ0.2%, 0.3%(w/v)になるように水に溶解します(各々A液,K液とする)。 汚泥乾物量(DS=Dry Sludge)に対して、目安として、それぞれA液を0.5粉体%/kg-DS添加後急速撹拌、K液を2.0粉体%/kg-DS添加後緩速撹拌して汚泥を凝集沈殿させます。
※注意
・凝集すべき廃水の種類、そこに含まれている汚泥の性質(濃度、粒子径、荷電など)によって、凝集性が異なります。あらかじめ実験により最適添加量を確かめてご使用下さい。
・バイオフロキュラントは、活性汚泥の状態の管理が良くて良好な処理が行われている汚泥に対して特に優れた凝集性能を示します。そのため、引き抜いた汚泥はなるべく早く処理してください。引抜汚泥を貯留したりして嫌気性になったものは凝集性が低下します。
・濃縮、脱水した後の濾過液にはバイオフロキュラントが流出することがありますが、バイオフロキュラントは易分解性でありますので、ばっ気槽に戻しても問題ありません。
■保管方法
バイオフロキュラントは生分解性が高いので、その分解により徐々に凝集能力が落ちてきます。以下の使用・保管方法をお守りください。
① 保管場所は、風通しの良い、直射日光の当たらないところを選んでください。乾燥粉末状態ですと冬季であれば1年を経過すると徐々に変質していきます。夏季ですとさらに変質は速くなりますので早めにご使用ください。
② 水溶液状態では、乾燥状態よりも変質・腐敗が速くなりますので1週間以内に使い切ってください。
③ 使用時には追加補充はしないで、古くなった溶液を使い切ってから新しいバイオフロキュラントをご使用下さい。
④ 凝集能力が低下したバイオフロキュラントは廃棄処分してください。その場合バイオフロキュラントは易分解性でありますので、下水道や浄化槽に処分しても問題ありません。
※注意
高温多湿の所で使用・保管しますと、上記の使用期限よりも早く凝集能が低下します。ご注意ください。
■凝集汚泥を農地還元する場合
バイオフロキュラントには、有害物質や有害金属類、発ガン性物質は一切含まれていませんから、バイオフロキュラントを使用して凝集させた汚泥を堆肥化することにより、土壌改良材または、特殊肥料として安全に農地に還元することができます。
※注意
・バイオフロキュラント自体には、有害物質や有害金属類、発ガン性物質は含まれていませんが、対象とする汚泥自体から、それら物質を分離除去、無害化することはできませんのでご注意下さい。
・堆肥化の状態(未熟堆肥、中熟堆肥など)により植物に悪影響を与えることもありますので、堆肥化させたものを発芽試験、幼育成試験などして植物に影響がないことを確かめてからご使用下さい。
・堆肥は、植物によって施肥の時期、量が違いますのでご注意下さい。
商品管理番号 | KO-006-001 |
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注意事項 | A粉、K粉で1セットです。 |
キーワード |